01痛くない

「乳房DWIBS」はマンモグラフィのように乳房を挟むのではなく、
MRIのベッドにうつぶせになり、乳房型にくりぬかれた穴に
乳房を垂らして撮影します。乳房を圧迫することがないため、
痛みはまったくありません。

02見られない

着衣（検査着やTシャツなど）のまま検査ができるので、
乳房を見られる心配はありません。
検査技師と接触する時間も入退室のときだけですので、
安心して受診ください。

03被ばくがゼロだから安心

マンモグラフィはX線を使用するので、
ごく微量ですが放射線による被ばくがあります。
「乳房DWIBS」は磁力で体内を診断するMRIを使用しますので、
放射線被ばくは一切ありません。

04がん発見率が高い

平均的なマンモグラフィによる乳がん発見率は1000人あたり2.7人。
「乳房DWIBS」は1000人あたり
14.7人の乳がんを発見しており、直接比較はできませんが、
マンモグラフィの5倍以上に相当します。

05豊胸術や乳房の
手術後も検査可能

「乳房DWIBS」は胸を圧迫することがないので、
乳がんによる手術や豊胸術で乳房にインプラントを入れている方でも
破裂する恐れがなく、安全に検査が可能です。

※例外があり、Motiva社のインプラントの一部はマイクロチップが入っています。このチップは金属製です。MRIを受けても支障がないのですが、画像不良部分が生じますので、この場合は受診できません。

06日本人の乳房に
適している

日本人は欧米人と比較してデンスブレスト（高濃度乳房）の
割合が高く、マンモグラフィでは乳房が白く映ります。
50歳以下では80%近くが高濃度乳房（高濃度・不均一高濃度）
であるとされ、がんの発見がより困難となります。
「乳房DWIBS」は、乳腺の量に左右されにくいので、
がんの発見率が下がることはありません。
デンスブレストの方でも問題なく受けることができます。