ごあいさつ

従来の常識にとらわれない
病院や福祉施設のかたちに
永仁会はチャレンジしていきたい。
永仁会グループは1979年に開設した入間老人ホームを皮切りに、1996年には入間ハート病院と介護老人保健施設ケアセンターなごみをオープンさせ、現在では病院1施設、介護老人保健施設2施設、特別養護老人ホーム1施設、グループホーム1施設、検査専門施設2施設、そのほか訪問看護ステーションや在宅介護支援事業所など、予防から治療、介護までをカバーする幅広い機能を備えた医療福祉グループに成長しました。 また2019年夏には入間ハート病院の新棟が完成し、新たに透析センターリハビリテーション・フィットネスセンターを開設いたしました。
わが国では人口の高齢化がいっそう進み、医療や介護に対するニーズもより多様なものへと変化してきました。その中にあって永仁会は、医療施設や福祉施設といった従来の枠組みを超えて、常に新しいことにチャレンジする組織体でありたいと思っています。 これからのキーワードは「健康寿命」です。何歳になっても安心して住み慣れた地域で暮らせる社会の実現は、入間・所沢地域はいうまでもなく、日本全体の発展に欠かすことはできません。永仁会はこの健康寿命を延ばす取り組みを行ってまいります。具体的には、食習慣と運動習慣を改善する保健指導や、慢性期の リハビリテーション、認知症予防プログラムなどのサービスに注力する予定です。これらの取り組みを成功 させるために、グループ各施設の連携強化はもちろん、各施設において最新の機器・設備の導入、IT化の推進、老朽化した建物の全面リニューアルなどを進めています。そして何よりも一人一人の職員の力を最大限に発揮できる組織に成長させたいと考えています。医師はもちろん、看護師、放射線技師、理学療法士、介護士などの専門職、さらには事務・業務スタッフにいたるまで、すべての職員がいきいきと輝く医療福祉グループであり続けるよう努力してまいる所存です。これからの永仁会にどうぞご期待ください。