MRIとは

MRIとは Magnetic Resonance Imagingの略称で日本語では磁気共鳴画像です。
強力な磁石と電波の力を利用して、体の中の臓器をいろいろな方向から撮影することができる装置です。
撮影に大きな音がしますが、X線による被曝もなく痛みも全くありません。
患者様は大きなトンネルの中で約20分～40分の間、仰向けの状態で寝ていただくだけの検査です。
MRI装置のT(テスラ)とは磁力の大きさを表す国際単位です。国内で臨床に使用されている装置は0.2T～3.0Tまであります。当院ではPHILIPS社製3.0Tと1.5Tの2台MRI装置が稼働しています。

MRI画像

＜急性期脳梗塞＞

＜脳動脈瘤＞

＜膝側副靭帯損傷＞

＜腰椎椎間板ヘルニア＞

＜子宮筋腫＞

＜前立腺がん＞

MRI検査を受けられる方へ

検査時間は約20～40分程です。検査中はトンネルの中に入りますが、ただ寝ているだけです。

検査中は撮影時に大きな音がします。当院ではMR検査を受けられる方に耳栓の着用をお願いしておりますので、ご協力ください。（耳栓はご用意しております）

MR室内には金属類はお持ち込みできません。検査前に更衣室で着替えをしていただいてからの検査となります。（着替えやロッカーなどはこちらでご用意しております。）

化粧品には磁性体が含まれることがあります。（マスカラ、アイライン、アイシャドウなど）できるだけつけずにご来院ください。また、カラーコンタクトははずしてからの検査となります。

• 心臓ペースメーカー、ICD（植込み型除細動器）、人工内耳、圧可変式シャントチューブ等

＜体内金属＞

• 磁性タイプの義眼・入れ歯、歯科矯正ブリッジ、義歯インプラント治療中
• 8週間以内に挿入された体内のステントや医療用金具
• 「平成3年より前に挿入された脳動脈瘤クリップ」「手術の時期や素材が不明な医療用金具」等

次の項目に該当する方は、当院ではMRI検査を受診いただけない場合がございますので、お申し出ください。

• 妊婦、または妊娠している可能性のある方（16週未満）
• 体内に人工関節やインプラントなど、取り外せない金属が挿入されている方
• 怪我や事故などで金属片が体内に入っている可能性のある方
• 躯幹全体に入れ墨のある方
• 閉所恐怖症など、狭いところが苦手な方
• 長時間、同じ体勢が保てない方
• 体重が約100キロ以上の方（体型にもよります）